だけどなにから始めていいか分からないなあ・・・。
そんな方に家計管理のはじめ方を超解説!
本気でお金を貯めたい方は
ぜひ最後まで読んでください。
この記事の内容
それでは解説です。
家計が整う7ステップ
最初に7ステップの流れを確認しましょう。
家計管理7ステップ
- 収入の把握
- 支出の把握
- 貯蓄率の確認
- 総資産の確認
- ライフイベントを確認する
- 10年以内に必要なお金とそれ以降に必要なお金を確認する
- 貯金・投資を始める
step
1収入の把握
まずは1年間の収入を把握します。
給与収入がある方は、
去年の源泉徴収票を見ればすぐに分かりますね!
実際に家計に入ってきた、手取り収入を確認します。
ご夫婦であれば、それぞれの手取り収入を書き出してください。
給与以外では、お子さまがいらっしゃる方には
児童手当がある方もいますね。
step
2支出の把握
次に1年間の支出を把握します。
これまで家計簿をつけてこなかった方は
簡単には分からないかもしれません。
家計簿をつけたことがない方は、
まずはこれから1か月だけでいいので、
出て行ったお金を記録してください。
step
3貯蓄率の確認
貯蓄率を確認します。
計算式はこちらです。
1ー支出÷収入=貯蓄率
貯蓄率は20%は欲しいところですね。
赤字だったなら、早急に支出を見直しましょう!
step
4総資産の確認
現在の預貯金を確認します。
口座残高の確認はもちろんのこと、
最低必要額が現金で確保できているかの
確認が重要です。
最低必要額は、人によって異なりますが、
毎月の支出の6か月分の用意が必要と言われています。
これを生活防衛費と呼びます。
なぜこの生活防衛費が必要かというと、
万が一収入がなくなってしまったときに
備えるために必要です。
この生活を守るためのお金が貯まっていなければ、
まずはこのお金を貯めましょう!
step
5ライフイベントを確認する
何歳のときに何があるか確認します。
例えばお子さまが現在2歳なら、
16年後に大学入学費が必要かもしれませんね。
現在6年乗った車があれば、
5年後買い替えるかもしれません。
65歳で定年退職する予定ですか?
それからは一気に収入が減る可能性が
高いですよね。
こういった大きなお金が動くライフイベントを
書き出します。
step
610年以内に必要なお金とそれ以降必要なお金を確認する
書き出したライフイベントを見て、
10年以内に必要なお金と、
それ以降に必要なお金とを
分けて確認します。
そしてそれぞれ貯め方を変えるのがおすすめです。
具体的には、
10年以内に必要なお金
元本が保証されている
・銀行預金
・個人向け国債
10年より先に必要なお金
元本保証はないが、利回り重視
・投資信託
・高配当株
このように貯め方を変えると良いと思います。
step
7貯金、投資を始める!
生活防衛費が貯まっていない方は、
生活防衛費を貯めます。
すでに貯まっている方は、
10年以内に必要なお金を現金で貯めつつ、
投資も始めましょう!
支出見直しのポイント
今確認したステップの中で1番難しいのは、
「支出の把握」ではないでしょうか。
また、把握したあとも改善が必要な項目です。
では支出把握と、見直しポイントを解説していきます。
支出把握のポイント
今まで家計簿をつけたことがない方は、
先ほども言ったように、まずは1か月記録をとってください。
月々の支出
最初に「毎月決まって出ていくお金(固定費)」を記録します。
固定費
・住居費
・水道光熱費(変動費でも可)
・携帯、Wifi代
・保険料
・交通費(変動費でも可)
・おこづかい
次に月によって変動はあるが、
「毎月出ていくお金(変動費)」を記録します。
変動費
・食費
・日用品費
・服、美容費
・医療費
・交通費
1か月間記録できれば、
その金額に12をかけて、1年間の支出にします。
記録は毎日しなくても良いです。
1か月間、すべてのレシートを取っておいて
月末に一気に計算!とかでも良いです。
キャッシュレス決済がメインの方は
レシートをとっておかなくても
利用履歴が残っていますから、
それを月末一気に計算しても良いです。
1か月以上、継続して記録ができれば、
平均することでより正確な支出が把握できますね!
例えば、おこづかいを固定費として計上していれば、
おこづかいの分はレシートをとってなくても構いません。
何に使ったか把握しなくても大丈夫。
食費と日用品費をわざわざ分けて
計算する必要もないです。
ちょっとレベルアップ
変動費は毎月いくら使用しているのか
ある程度把握できたら、
「1か月ですべてひっくるめて6万円」などと
月の変動費の金額を
設定することをおすすめします。
金額はこれまでの平均より
少し下に設定するとなお良いです。
そうすることで支出が一定になるだけでなく、
節約意識にもつながりますよ!
特別費
毎月の支出ではないけど、
毎年決まって出ていくお金を書き出します。
特別費
・誕生日、クリスマスなどプレゼント代
・お年玉
・家具家電
・ご祝儀
・税金(固定資産税や自動車税など)
・保険料(火災保険料、車検、車の任意保険など)
・NHK受信料
NHK受信料や車の任意保険料を
月払いにしている方は、年払いに変えましょう!
年払いの方が安いからです。
この特別費は、来年分を今年1年かけて
貯めていくことをおすすめします。
例えば、毎月3万円を
来年の特別費用に分けて貯金すると
1年後には36万円が特別費として用意ができている。
といった具合です。
支出見直しのポイント
固定費
支出の見直しのポイントとしては、
まず固定費を見直すことです。
固定費の見直し
- 携帯をキャリア(ドコモ、au、ソフトバンク)から格安SIMに変える
- お家のWi-Fi契約を見直す
- 生命保険を見直す
- 車の任意保険を見直
保険の見直しに関しては、
これらの記事が参考になると思います。
変動費
固定費を削ったあとは、
変動費の削減です。
ただし、食費や日用品費を削るのは
健康的な生活の質を落とすことに直結するので
よほど贅沢をしていない限りやめたほうがいいです。
では、どう削減するかというと
現金で支払うのではなく、ポイントで支払うことです!
ポイント利用分は支出から除外すると良いですよ。
ポイントの貯め方は様々です。
楽天経済圏を利用したり、ポイントサイトを利用したり。
これらの記事が参考になると思います。
ライフプラン表をつくろう
ステップ5で「ライフイベントを確認する」
という項目がありました。
ライフイベントをメモに手書きで書き出すのも
もちろん良いのですが、
私は「ライフプラン表」を作ることをおすすめします。
その表にライフイベントを記入することで
大きなお金の動きを把握することができます。
当ブログでは完全オリジナルのライフプラン表を
無料で配布しています。
こちらからダウンロードし、ぜひご活用ください。
-
参考【無料】ライフプラン表│簡単・自由に編集できる!投資・FIREシミュレーション可能
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将来のお金を把握することで不安はなくなる
あなたの将来、
いくらお金が必要で、現在の家計で
そのお金を貯めることができるのか。
これが把握できれば
将来のお金に関する不安は、一気になくなります!
なんだかんだと解説してきましたが、
お金が貯まる仕組みは単純です。
支出<収入
この式に当てはまる家計であれば、
お金は勝手に貯まっていくのですから!
支出を最小にして、
余りのお金で投資をする仕組み作りに
取りかかりましょう。
ここまで確認できたあなたなら、
この仕組みづくりに取りかかることもすぐできますよ!
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